アールスメロンはアンテナと呼ばれるT字型の茎と綺麗な網目模様が特徴で、滑らかでジューシーな果肉と上品な甘さで知られるメロンの高級品種。県内有数のメロンの産地・益田市では40人の農家が秋作のアールスメロンを栽培し、今月から出荷が始まっている。生産者によると、今年は猛暑の影響で生育が心配された中、農業用ハウスの温度や水やりの量を細かく管理したことで、例年通り糖度14度以上の上質なメロンが育ったという。JAしまね益田メロン部会・世良部会長は「ネットの張り、糖度も共に良好。おいしいものができている」と話した。秋作アールスメロンの出荷は来月下旬まで続き県内外に発送される。