今回反省する未来予測は「日本のクマは絶滅する」。山に行けばあちこちで目にする「熊に注意」の看板。森の中ではクマに出くわすかもしれないと言われ続けたのだが、遡ること1991年、この都市に発行された絶滅のおそれのある野生生物について記された「レッドデータブック」。そこには絶滅のおそれのある野生静物として、日本各地のクマの名前があった。“絶滅の危機”が叫ばれて30年あまり、クマは絶滅どころか全然減っていない。しかも近年は市街地にまで出没し、民家にまで侵入。人への被害も増え、なぜ今クマの出没が増え人への被害が増えているのか。
