東京都は今日から新たな通勤手段として中央区の晴海と港区の日の出を結ぶ定期便の運航を開始。渋滞の無い海の上をスムーズに進む事ができて、運航初日の今日は運賃が無料で多くの人が利用していた。晴海は東京オリンピックと東京パラリンピックの選手村があった場所で再開発により多くの人が住む町へ生まれ変わりつつある。バスはあるものの地下鉄の駅などが遠く都心へのアクセスが課題となっていた。晴海からJR浜松町駅まで行こうとすると約30分はかかるが、船を使うと約5分で日の出まで行くことが出来る。通勤に利用するには課題があり、その1つが1回500円という料金だった。運行は火曜・水曜・木曜の週3日のみで、人手不足なため月曜と金曜は運航しないという。都は去年10月から豊洲と日本橋の航路を開設していて、災害時の移動や物資の移動手段としても有効だとしている。