8年前、53歳の時に大腸がんが見つかった佐藤さん。当時会社員だった佐藤さんは毎年欠かさず健康診断を受け、健康には気をつけていたという。検査を思い立ったのにはある理由があり、突然お腹を下す症状に悩まされていたため念の為大腸内視鏡検査を受けることとなった。この時、直腸付近に約2cmの腫瘍が発見され小泉先生のもとで精密検査を受けた結果「直腸がん」と診断された。大腸がんといってもできる場所によりそれぞれ名前が異なり、かかりやすさにも違いがあり、佐藤さんの場合は患者数が最も多い直腸がんであった。そして大腸がんの形も大きく分けると2種類あり、ポリープ型とデノボ型がある。がんは進行度によって5段階に分かれており、ステージ1は早期がんと呼ばれ転移の可能性が低い段階。一方ステージ2以降は進行がんと言われ、転移の危険やすでに他に転移している可能性がある。また各ステージの5年生存率では、ステージ3までは70%以上だがステージ4では20%以下となるため早期に発見することが重要となる。佐藤さんの場合は見つかったのはポリープ型のステージ1であり、小泉先生のもとで治療が行われがんが取り除かれた。突然お腹を下す症状に異変を感じ早めに内視鏡検査を受けたことが幸いした佐藤さんだが、大腸がんを発症すると現れるサインは他にもある。「お腹が張ったりゴロゴロする」「便の太さが細くなる」などの症状が続く場合はすぐに精密検査を受けることが大切となる。もっとも大切なのは「症状に関係なく定期的に内視鏡検査を受けることが重要」とのことだった。
