大川原化工機をめぐる冤罪事件で、元顧問の相嶋静夫さんは勾留中にがんが見つかったが東京地裁に保釈を繰り返し求めても証拠隠滅のおそれがあるとして認められず72歳で亡くなった。遺族側の弁護士によると逮捕や勾留の判断や、度重なる保釈請求を退ける決定には計37人の裁判官が関わった。相嶋さんの妻と息子2人は、命の危険が大きかったのに勾留を続けた裁判官の判断は違法だと主張して国に対して約1億6800万円の賠償を求める訴えを今日東京地裁に起こした。この事件に関して、裁判官の責任を問う裁判は初めて。訴えについて東京地裁の後藤健所長は、具体的な事件についてのコメントは差し控えるとしている。
