神奈川・相模原市では教員の働き方改革を進めようと市内の小中学校で働く20代から30代の若手教員、計36人がプロジェクトチームを作り、ことし5月から具体案の検討を進めてきた。このほど提言書がまとまり、きょう相模原市役所でチームの代表者が教育長に手渡した。提言には学校現場で常態化している長時間労働の解消につながる改善策として授業や事務作業を支援するスクールサポートスタッフを増員することや1人の教員が担当する授業のコマ数に上限を設けることなどが盛り込まれた。さらに市の財源を使って教員の定員数を増やすことや給与など処遇面の改善策なども提言された。