今まで捨てていたものが様々な資源となっている。相模原市の清掃工場では一般ゴミなどを570℃の砂で蒸し焼きにし、底に溜まった砂から金や銀を取り出している。2021年度は約3700万円の収入になった。使用済みの食用油や食べたあとの豚骨スープが燃料に使われたり、芋焼酎のかすや廃棄うどんからメタンガスを発生させ発電などに利用しているところもある。富山・黒部市ではコーヒー粕を下水道に流すよう呼びかけている。黒部市では下水や汚泥を発電エネルギーに変えるシステムを導入しており、コーヒー粕からバイオガスを生み出している。