相模原市は区役所の窓口や銀行振り込みなどで受け付けている能登半島地震の義援金について、新たにNTTドコモと協力してスマホ決済サービス「d払い」でも受け付けることを決めた。市のホームページや公共施設に掲示する専用のQRコードをd払いのアプリで読み込むことで銀行口座などからチャージした金額に限って義援金を送ることができる仕組みで、相模原市は来年3月にも導入することにしている。市によると自治体が大手通信会社と協力してこうした取り組みを行うのは全国でも珍しいという。相模原市は「能登半島の自治体は地震のあと豪雨もあり依然として大変な状況で幅広い層から義援金を受け付けて支援の輪を広げたい」としている。