栃木県那珂川町の美術館では障害者のアート活動を支える人達を育てようというプロジェクトに力を入れている。もうひとつの美術館は2001年に廃校を利用して造られた。今では作品の展示だけでなく育成にも力を入れている。1月中旬、展示会の準備が進められていた。展示会の準備を通じてレイアウトの仕方等を学んでいる。荒木裕美子さんも参加者の1人だ。荒木さんが働く真岡市の障害者施設では定期的にアートの時間があり、知的障害の人達が制作に取り組んでいる。制作には職員のサポートが不可欠だ。荒木さんは「人に見せる時の見せ方を意識するようにしている。」等とコメントした。展示会初日。50人程のお客さんが訪れた。荒木さんも受付でお客さんを迎えていた。今、障害者アートを支える人達の挑戦が続いている。