今月27日に投票が行われる衆議院選挙。東京7区はもともとの範囲だった渋谷区に加えて新たに港区全域が選挙区に入った。自民党の元参議院議員、丸川珠代候補は政治とカネの問題を受け演説では謝罪のことばを口にした。比例代表への重複立候補が認められず、後がない戦いとなっており、選挙戦では子育てとキャリアの両立支援などを訴えている。参政党の石川友梨香候補は若者の声を国政に生かしたいと初めて立候補した。選挙権を得られる年齢を16歳以上に引き下げることや消費税減税による経済の活性化を訴えている。立憲民主党の元議員で弁護士の松尾明弘候補は政治とカネの問題を批判し政権交代が必要だと呼びかけている。医療や保育、教育の現場で働く人の処遇を改善するなどして経済成長につなげたいと訴えている。日本維新の会の前議員、小野泰輔候補は政治とカネの問題を追及し与党を過半数割れに追い込みたいとしている。熊本県の副知事を8年間務めた経験も生かし新しい産業を育成するなどして経済成長につなげ活力ある日本をつくりたいと訴えている。東京7区ではこの4人の激しい論戦が続いている。