人間国宝などが講師を務め、輪島塗の専門技術を伝える県立輪島漆芸技術研修所(輪島市)は能登半島地震の影響で休校が続いていたが復旧工事が進んだことから来月1日に授業を再開。県立輪島高校の敷地内に設置されたトレーラーハウス2台にキッチンやユニットバスが取り付けられ、研修生たちが暮らす仮設の寄宿舎が完成。新入生の授業開始は12月を予定。輪島市では1万棟以上の住宅被害があり、賃貸アパートが不足していて、全国から集まった研修生の住まいの確保が課題となっているが県は今後寄付金を活用して研修所の敷地に常設の寄宿舎を整備する方針。