能登半島地震と去年9月の豪雨で大きな被害を受けた珠洲市では仮設住宅の建設が終わり、避難所が閉鎖された。避難所として使われていた珠洲市若山町の施設で片づけの作業が行われ、市の職員やボランティアが使われなくなった段ボールやシーツを運び出した。珠洲市では地震や豪雨の被災者向けにあわせて1740戸の仮設住宅の建設が終わり入居が始まったことから避難所を利用する人がいなくなった。輪島市ではいまも豪雨の被災者向けの仮設住宅が建設されているが県建築住宅課によると建設予定の5団地はすべて今月中に建設が終わる見通し。今後は恒久的な住まいの確保が必要になるが被災地では建設コストの高騰や業者の人手不足で再建費用や時間がかかることが大きな課題となっている。珠洲市健康増進センター所長・三上豊子が「今後も自立再建のお手伝いができればいい」とコメント。