「ポスト岸田」に意欲を示している自民党の石破元幹事長が、頼清徳総統との会談などのため台湾に到着した。石破氏は安全保障問題に取り組む与野党の国会議員とともに台湾に到着し、今日から3日間の日程で台湾に滞在する予定。現地では頼清徳総統らと会談し、中国の軍事圧力を念頭にした、いわゆる「台湾有事」などについて意見を交わす予定。来月の自民党総裁選への立候補に意欲を示している石破氏は、先週、立候補した際の政策集とみられる著書を出版し、アジア地域での安全保障問題に取り組む姿勢を示している。今回の訪問を通じて、存在感をアピールしたい考え。