臨時国会最後にして最大の山場となった党首討論。来たる衆議院選挙の判断材料となる論戦が交わされた。「公認問題」「衆院選」「政治とカネ」「言行不一致」「日本社会のあり方」「政策活動費」などについて激しい論戦が交わされ、野党からは批判の声が相次いだ。野田代表は「裏金隠し解散と命名」。共産党・田村委員長は「日本社会のあり方」をテーマに論戦に挑んだ。国民民主党・玉木代表は石破総理大臣が「廃止を含めて議論する」とした政策活動費について問いただした。野田代表「脱税まがいのことをやった人たちに血税が支払われるかもしれない。国民感情から到底理解することはできない」、石破首相「立件されているのか」、維新の会・馬場代表「この解散を命名するとすればくるくるくるくる総理の意見が変わっている『猫の目解散』」、玉木代表「この選挙に関して1円も政策活動費は使わないと明言を」など述べた。その後午後4時過ぎに衆議院が解散。総理就任から8日、戦後最短で事実上の選挙戦に突入。野党は猛反発。衆院選は15日公示、27日投開票。