政権運営の鍵を握る存在となった国民民主党。今日は午前に立憲民主党、午後には公明党との幹事長会談を行った。さらに国民民主党・玉木代表は「11月9日以降、条件が整えば石破総裁と党首会談を行う」と話した。与野党各党が国民民主党の協力を取り付けようとする中、国民側が譲れない条件としているのが「103万円の壁」の見直し。これは所得税が課税される年収の線引きのことで、国民民主党はこの線引きを178万円に引き上げる案を示して働く人の手取りを増やすと訴えている。この壁が引き上げられると、これまで手取りが減らないように103万円に合わせて働く時間を調整してきたパートやアルバイトの人にとっては朗報と言える。