医療機関の受診時に欠かせない健康保険証が大きく変化する。健康保険証は来月2日から新規に発行されなくなり、今後はマイナンバーカードに一体化されたマイナ保険証に切り替わる。マイナ保険証への切り替えを巡り自民党総裁選中、石破総理大臣は先送りの可能性に言及。しかしその後一転、予定通り実施することを明言。9月ごろから健康保険の「加入者情報」案内が各家庭に届き始めるなど、マイナ保険証への本格移行に向けた準備が進められている。一方、制度移行まで1ヵ月を切った今でも、利用登録の方法が分からないなどの不安の声が多く上がっている。防犯アドバイザー・京師美佳さんは「制度の変わり目は必ずと言っていいほど、それに関わる詐欺の事件が起こる。すでにマイナ保険証に関わる詐欺が発生しており、注意が必要」とコメント。マイナ保険証への切り替えのタイミングを利用して、個人情報を聞き出すなど新たな詐欺が発生している。先週、厚生労働省が注意喚起する事態になっている。
今、訪問詐欺が急増している。悪質なリフォーム契約の金銭の被害だけではなく、闇バイトによる強盗のターゲット探しに利用されている可能性もある。詐欺の手口は日々変化している。詐欺防犯の専門家がスタジオ生出演。今気をつけたい詐欺の手口について徹底解説する。