石破総理大臣はけさ米国のバイデン大統領、フィリピンのマルコス大統領とテレビ会議方式で会談した。米国のホワイトハウスはこの会談について3か国は海洋安全保障や経済分野での協力のほか南シナ海での中国の危険かつ違法な行動について協議し引き続き連携することの重要性で一致したと発表した。一方、フィリピン大統領府の発表によるとマルコス大統領が3か国の連携で得られた成果を維持するため引き続き緊密に協力していくことを確信していると述べたのに対しバイデン大統領は政府間の協力を制度化し継続させることにわれわれの国益がある。私の後任もこの協力に価値を見いだしてくれることを楽観していると述べたということだ。一方、石破総理大臣はバイデン大統領に対し日本製鉄による米国のUSスチールの買収計画に禁止命令を出したことで日本や米国の経済界から強い懸念が出ていると指摘し払拭するよう強く求めた。