- 出演者
- 利根川真也 池田伸子 志賀隼哉 黒田菜月 田中美都
就任後初めてとなる所信表明演説に臨んだ高市首相。冒頭で今後の政権運営への決意を示した。演説で内閣の最優先課題と位置づけたのは物価高対策。高市首相は「すでに経済対策の策定に着手するように指示を行った必要な補正予算を国会に提出する」と述べた。具体的な対策はガソリン税の暫定税率の廃止法案を今国会で成立させた上で経由引き取り税の暫定税率も早期の廃止を目指すとし、廃止までの間補助金を活用して価格抑制に取り組むとした。また、赤字の医療機関や介護施設への経営支援。働く人の処遇改善につなげる補助金の措置。自治体向けの地方交付金の拡充、電気・ガス料金の支援。年収の壁を引き上げる税制措置の議論を進めるとしている。社会保障分野では国民の命と健康を守ることは安全保障と位置づけた上で「超党派かつ有識者も交えた国民会議を設置、給付月税額控除の制度設計を含めた税と社会保障の一体改革について議論していく」など述べた。防衛力強化については「主体的に防衛力の抜本的強化を進めることが必要。このため対GDP比2%水準について補正予算とあわせ今年度中に前倒しして措置を講じる」など述べた。また安全保障関連3文書については来年中の改定を目指し検討を始めるとしている。そして結びでは十七条憲法の言葉を引用しした。各党と真摯に向き合いながら政権運営にあたるとした。
就任後初めて高市首相が所信表明演説を行った。田中泰臣は、「少数与党の難しさで政権運営を丁寧に進めると強調せざるを得なかった。日本維新の会との連立政権ができたとはいえ過半数には達しておらず政権を実現するには野党の協力が欠かせない状況を如実に表している」と話した。女性初の総理大臣としての所信表明だったがそれを強調する部分はなかったが、女性特有の疾患について診療拠点の整備・研究に取り組む考えを示した。高市カラーだと言える部分について田中泰臣は、「経済政策を全面に打ち出している点。石破総理の所信表明演説は政治とカネの問題からの信頼回復、外交安全保障、少子化対策、経済・財政の順だった。一方高市総理は経済財政政策、物価高対策、危機管理投資による経済成長、食料安全保障、エネルギー安全保障と続いた。いかに高市総理が経済政策を重視しているのかが分かる。注目ポイントは経済あっての財政、増税しなくても税収増加を目指すとしている点。戦略的に財政出動を行うことで所得などを増やす、これにより税率を上げずとも税収増加を目指すと述べている。具体的な物価高対策としてはガソリン税の暫定税率廃止、自治体向けの地方交付金の拡充、電気・ガス料金の支援など。具体的に踏み込んだのが安全保障政策。2027年度に防衛費+関連経費でGDPの2%にする計画を進めているがこれを前倒しし今年度中に措置する考えを示した。このGDPは2022年度時点のもので2%だと約11兆円となる。今年度は約9兆9000億円なので1兆円超を補正予算などで積み上げていくと思われる。今進めている防衛強化策の財源の一部は増税で賄うことが決まっている。高市総理がこの辺をどう説明していくかにも注目」と解説した。
京都府長岡京市にある光明寺など8件が新たに国の重要文化財に指定される。光明寺は江戸時代に建立された西山浄土宗の総本山寺院で、装飾性が際立つ本廟など歴史的価値が高いとしている。また九州と四国の間の豊後水道にある島に明治時代後期に設置された水ノ子島灯台は、近代の航路標識を知るうえで歴史的価値が高いとしている。今回の指定により建造物の重要文化財は2605件となる。
今年の自殺対策白書によると、去年1年間に自殺した人は前の人より1517人少ない20320人で、1978年に統計を取り始めてから2番目に少なくなった。一方で10代~20代の若い世代の自殺者数が高止まりし、小中学生の自殺は計529人で統計のある1980年以降最多となった。政府はSNSや電話を活用した相談事業の充実などきめ細かな対策が必要だとしている。
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神奈川県・海老名駅から中継。今日の最高気温は15.6℃で平年に比べると5~6℃程低く11月下旬並みの気温となった。現在の気温は13.3℃。
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土日の全国の天気を伝えた。
聴覚障害者の国際スポーツ大会デフリンピック初の東京開催まであと1か月を切った。70を超える国と地域の選手が21の競技で熱戦を繰り広げる。今回日本選手団の旗手を務めるのは松元卓巳さん。松本さんはデフサッカー日本代表のキャプテンとして長年チームを引っ張ってきた第一人者。デフサッカーに情熱をそそぐ松元さんにデフリンピックへの思いを聞く。
デフリンピックはオリンピック同様4年に1度開催される国際的なスポーツの祭典で、今年は100周年で初めて日本で開催される。松元卓巳さんは、生まれとた時から聴覚に障害があり普段は口話や手話を使って話をしている。またスタジオには手話通訳士の保科隼希さんが登場。今回のデフリンピックでデフ陸上日本選手団の専属通訳を担当する。松元卓巳さんは福岡県在住で現在36歳、ポジションはゴールキーパー、鹿児島実業高校出身で2023年デフサッカーのワールドカップで銀メダルを獲得し優秀ゴールキーパー賞を受賞している。デフサッカーは音のないサッカーと言われており選手は視覚からの情報を頼りにプレーしている。コミュニケーションは手話や身振り手振り、遠くの仲間にも分かるよう大きな動作で伝える。常に首を振って周り確認している。松元さんは、デフサッカーは後ろからの声なども聞こえないのでアイコンタクトや手話が重要になると話した。松元さんが試合中大切にしているのは声を出すこと。松元さんは、「元々普通のサッカーをやっていて高校2年生の時にデフサッカーに出会ったので自分のプレースタイルを変えるのは違う、声を出すことでその熱が伝わればいいという気持ちでやっている」と話した。2007年の日本代表の写真を紹介。当時は代表といってもスポンサーは少なく練習環境も恵まれていなかった。また日本の選手はほとんどが仕事をしながら競技を続けているという。松元さんは、「海外ではプロでなくてもアスリートとして生活をしている選手が多いので、そういった部分でも海外に比べて日本はまだ環境が足りない部分がある」と話した。デフリンピックの開催などもありデフスポーツなどの認知度も少しずつ上がってきている。2年前、日本サッカー協会が障害の有無にかかわらず日本代表のチームは同じユニフォームを着て試合に出るという方針を示した。松元さんは、「2023年の4月に合宿に向かっている途中のバスの中で若い選手がネットニュースで見て知った。協会はサプライズで着いてから発表する予定だったが先に知ってしまった、代表のユニフォームを着られるまで17年かかったが言葉では表せない感情で涙もでてきた」と話した。今年4月、日本代表が足を踏み入れたのはサッカーの聖地国立競技場。JFLに所属するクリアソン新宿との一戦。惜しくも負けてしまったがデフサッカーの歴史に新たな一歩を刻んだ。開場には4000人近くの観客が詰めかけエールを送った。デフサッカー日本は11月14日からイギリス、イタリア、メキシコと試合。松元さんは、「金は自分の中ではもう取っているのであとは11月に現物をもらうだけだとおもっている」と話した。
明日から始まるワールドシリーズを前にドジャース大谷翔平選手が会見で意気込みを語った。大谷翔平は、「先制点がいちばん大きな流れの一つになるのでまずは出塁すること、どの程度1戦目の第1打席から発揮できるか自分の中でも一つ挑戦。野外練習は今日もやる予定、外でしか確認できないことを確認したい」と話した。その後普段は行わない外でのフリーバッティングを行い33スイング中14本がホームラン性の当たりだった。中でも特大の打球は球場の5階席まで達した。山本由伸投手は「いつもどおり、それ以上は求めすぎずいきたい、ブルージェイズについてはとにかくいい打線」と話した。ブルージェイズ打線の中心はゲレーロJr.で、ポストシーズンは11試合で打率.442、本塁打は6。佐々木朗希投手は、「先発投手の素晴らしい投球が続いているし打線も点を取ってくれているので、しっかり勝って終わらせないといけない責任は感じる」と話した。
北海道・函館から中継。本日のミッションは「紅葉を楽しみつつ 出会った人たちのスマホに入っている絶景を見せてもらえ!」。紅葉を見に来ていた高校生4人に話を聞く。韓国の噴水の写真やさっき撮ったという紅葉の写真を見せてもらった。次に出会った外国人の夫婦に話を聞く。紅葉を背景に自撮りした写真を見せてもらった。
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本日の募集テーマ「しっかり守りたいもの」および番組への感想について視聴者からの投稿を紹介。デフリンピックはゲームの入場が原則無料だと知って驚いたとの感想を紹介。テーマについては、我が家の猫で父が亡くなり意気消沈していた母を元気づけるためにお迎えしたが生前の父を知らないはずなのに同じような行動をとっていて和ませてくれる、生まれたばかりの我が子で今日で生まれて3カ月とのエピソードを紹介した。
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土日の全国の天気を伝えた。
