家計に影響を与える米の価格高騰。去年12月の米の相対取引価格は、2万4665円となり、4カ月連続で過去最高値を更新。都内のスーパーで話を聞くと、5kg当たり約4800円で、例年だと約3000円で売っているという。仕入れにも影響があり、仕入先が在庫はないと言うという。値上げに踏み切ったのは、スーパーだけではない。先月には、さまざまな企業が米の価格の高止まりなどを理由に商品を値上げ。そんな中、先週金曜日に決まったのが備蓄米の放出見直し。江藤拓農水相が問題視するのが、生産されたものの市場に出回らない米があるということ。消えた米はどこにあるのか、備蓄米放出の可能性は。