日本時間きのう。トランプ大統領はウクライナのゼレンスキー大統領と会談した。ゼレンスキー大統領がアメリカの外交姿勢に疑問を投げかけたことなどから激しい口論になった。会談は決裂し、予定されていたウクライナの鉱物資源をめぐる協定の文書は署名見送りとなり共同記者会見は中止となった。トランプ大統領は彼は戦い続けることを望んでいるなどと話し、ゼレンスキー大統領はトランプ氏に謝罪すべきか問われ否定した。また交渉が決裂したことは「後悔している」とした上で、アメリカがウクライナの安全保障を確保することが重要だと訴えた。この口論を受けフランスのマクロン大統領は「3年前ウクライナを支援したことは正しかった」と話し、スペインのサンチェス首相は「我々はウクライナと共にある」と述べるなどヨーロッパ側はウクライナ支援で結束を固めている。一方ロシアのメドベージェフ前大統領は「横柄なブタがついに大統領執務室でしかるべき拒絶を受けた。トランプ氏は正しい」と投稿。石破首相は「感情をぶつけあえばよいのではなく思いやりと忍耐に裏打ちされた外交が平和の実現の為に展開されるべきだ」と指摘した。