政治部官邸キャップ・平本典昭が解説。予算案が29年ぶりに修正されて衆議院で可決。これにより起こる変化は「高校無償化(4月から)」、「給食無償化(26年度から)」、「103万円の壁の160万円までの引き上げ」。一方で「高額療養費制度の見直し凍結」や「来月からのガソリン税率の引き下げ」などは実現しなかった。日本テレビ政治部や国会議員など約60人に緊急取材した結果、もっとも多くの人が今回の協議で得をしたと答えた政党は自民党で、次いで日本維新の会だった。もっとも多くの人が今回の協議で損をしたと答えた政党は立憲民主党だった。今後の選択的夫婦別姓をめぐる議論など意見が対立する政治課題が残っている。維新も含めて野党がまとまれば不信任案が可決する可能性も否定できない。石破政権の厳しい運営は続く。