農林水産省は来年の通常国会で食糧法改正を目指し、法律に「需要に応じた生産」文言を明記し、需要が減る場合には原産を促す考え。これに対して専門家からはコメ価格高騰を放置しかねないという声が出ている。石破前首相は、コメは3000円台でなくてはならないと述べ、価格安定に向けて増産にかじを切る考えを明らかにしていた。専門家は、需要に応じた生産は完全に逆戻りという印象を受けるとしている。農林水産省が示すコメの需要見通しは、直近の2年、実態と大きくかけ離れる結果になっていた。コメ価格高騰の要因の一つにこれまでの政策枠組みのもと生産を抑えた結果、コメが足りなくなったということがある。消費者と生産者の双方が納得できる価格で、コメが安定して供給され消費されるようなコメ政策を探る取り組みが続く。
