今シーズン最強の寒気の影響で昨日から雪が降り青森県の観光名所、弘前公園は一面、真っ白に雪化粧。赤く染まった葉に雪が積もり紅葉と雪が織り成す美しい眺めも見られた。地元の人の話では11月中旬にこれほど雪が降るのは珍しいという。山形県大蔵村の肘折温泉にも今朝、今シーズン初となる雪が降った。この強い寒気で、山陰地方にも冬の便りが届いた。鳥取県にある中国地方最高峰、大山では今朝、町の職員により初冠雪が確認された。平年に比べると15日も遅く去年より6日遅い報告。一方、愛媛県にある西日本最高峰、石鎚山では空気中の水分が枝に吹き付けられて凍る霧氷が見られた。今朝は新千歳空港で氷点下10.7度を観測するなど全国270地点以上で最低気温0度未満の冬日となり、今シーズン最多を記録した。札幌市では午前7時ごろ雪による事故も発生。直進していた乗用車が信号機の柱に突っ込んだ。この事故で運転していた男性1人が軽傷。車は夏用タイヤで走行していたという。警察は、路面の凍結などについて注意を呼びかけている。