砥部町に本社がある伊予鉱業所は昭和48年創業で町内で唯一、砥部焼の原料「陶石」を採掘・販売している。長年、採掘にあたっていた奥元和久社長の体調不良で業務の継続が難しくなり、きょうで受注を停止することになった。砥部焼協同組合によると、国の伝統工芸品として砥部焼を販売するためには地域で採掘された陶石を65%以上含む必要があるという。組合は当面、約30トンの在庫を窯元に卸すことにしていて、今後どう陶石を確保するか対応を検討している。
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