都議会最終日となったきょうこれまで都知事選への出馬について言及を避けてきた東京都の小池知事は、すべての議事が終わった午後2時20分ごろ発言。「都民が第一、都民のためもっと東京をよくしてまいりたい。その覚悟を持って7月の東京都知事選挙への出馬を決意いたしました」と述べ3期目へ都知事選への出馬を表明。4年前出馬を表明したときは東京大改革2.0を掲げていたが今回は東京大改革3.0を進めていくと強調。公約については近く発表すると述べるにとどめた。一方2週間以上前に出馬を表明した蓮舫参議院議員は党派を超えた支援を呼びかけるため、きょう立憲民主党に離党届を提出。小池氏の出馬表明について「とにかく私は挑戦者、やっぱり現職の方のいろんな余裕とか、強さとか、そういうものを学ばせていただきながら挑戦をしていく立場」と述べ、公約については来週早々に発表する考えを示した。小池氏については都民ファーストの会と自民党の東京都連、および公明党が支援することを決め、蓮舫氏については立憲民主党、共産党、社民党が支援する方針。こうした中きょう日本維新の会は独自候補者を立てることを断念し、現時点では特定の候補者を支援しない方針を表明した。今月20日の告示、来月7日に投開票が行われる都知事選。小池氏、蓮舫氏のほか広島県安芸高田市の前市長・石丸伸二氏や、元航空幕僚長の田母神俊雄氏などこれまでに40人以上が立候補を表明している。