東京メトロ神保町駅からほど近くにある老舗のうなぎ専門店「なかや蒲焼店」。祖父の頃からやっていて、来年で創業80年になる。国産うなぎを使用し、2000円でうな丼が食べられる。お米のこだわりは、あきたこまち。昭和21年に神保町にうなぎ蒲焼専門店を開業。2人の兄弟はうなぎ職人の祖父と父の背中を見て育ったという。串打ちしたうなぎをタレをつけず素焼きにする。身を柔らかくするため20分間蒸す。かきいれ時に入る7月直前、父が亡くなったことを明かした2人。「俺が死んでも店を休むな」と言われたので、亡くなった翌日も2人は厨房に立ったという。タレをつけて焼くを基本的には3回行うという。兄は、「本物のうなぎを色んな人に食べてほしい」、弟は「継いできたうなぎの味を安くいろいろな人に食べてほしい」などと話した。