自民党総裁選挙。各候補者の政策が徐々に明らかになっている。史上最年少の総理を目指す小泉元環境大臣は自民党内で議論が割れる選択的夫婦別姓に賛成の立場を示した。河野デジタル大臣は現役世代の保険料の負担軽減を公約に掲げるとした。負担能力のある高齢者には一定の負担を求める考え。自民党本部で開かれた憲法改正に向けた会合で従来の憲法9条を維持したうえで新たに自衛隊を明記するという党としての論点整理をまとめた。石破元幹事長はこれまでは戦力の不保持をうたった9条2項の削除を主張していたが自らの主張から一歩引き、総裁選では党の決定をベースに各候補と議論する考えを示した。
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