今回のテーマは、「ミチノカミが語る 江の島へのもう1つの道」。神奈川県・藤沢市には、江の島という島がある。江の島と本州は、橋で結ばれている。その橋の横の海の上を、歩いて渡っている人々がいる。4月から8月頃の間、干潮の中でも大きく潮が引く時には、このように浅瀬を歩いて江の島へ移動できる。この浅瀬を、イタリア語で「トンボロ」と呼ぶ。島と陸地を結ぶ道の事を、そう呼ぶ。江の島だけではなく、世界の各地で見られる。潮が満ちれば消える。歌川広重の絵画「相州江之嶋 弁才天開帳参詣群集之図」や、葛飾北斎の絵画「冨嶽三十六景 相州江の島」にも描かれている。徳川家康も、トンボロで江の島に渡ったという。最後に、トンボロの周辺の地図が紹介されて、エンディングとなった。
住所: 神奈川県横浜市中区南仲通5-60
URL: http://ch.kanagawa-museum.jp/
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