17歳の新星!速さの秘密は「体軸」。パリ五輪競泳100mバタフライ日本代表・平井瑞希(17)。今年3月の代表選考会、池江璃花子に序盤遅れを取るが後半15mで怒涛の追い上げ、自己ベストを更新して勝利し代表の切符を掴んだ。平井選手は東京五輪銀メダルの本多灯らを輩出したアリーナつきみ野SCで週6日練習に打ち込む。萱原コーチは「水を捉える時に無駄な力を使わない」などと語る。無駄のない泳ぎの原点は陸上トレーニング。萱原コーチは「体軸がないと筋肉でどうにかしようとしてしまうので疲れてしまう」と語る。体軸を作るトレーニングが紹介された。レース前に欠かさずこの動作をするという平井選手。体軸を作り無駄な力みがなくなることで体力の消耗を減らし後半もスピードを維持することができている。2年前、平井選手の挑戦をサポートするため地元・愛知から一家揃って神奈川へ移住。そんな家族へパリ五輪見せたい姿を平井選手は「日々挑戦している姿やオリンピックでも目標を実現して恩返ししてあげたい。自己ベストを更新してメダルの獲得が目標です」と語った。