6434人が亡くなった阪神・淡路大震災からきょうで30年。追悼行事の会場では灯篭で「よりそう」の文字が描かれた。文字には30年前の震災だけでなく東日本大震災や能登半島地震などの災害で被災した人や町に寄り添い続けるという思いが込められている。会場では地震発生時刻の午前5時46分にあわせ黙とうが捧げられた。「30年限界説」という言葉がある。災害の記憶は30年を超えると伝え、受け継いでいくことが難しくなるという。災害で悲しむ人が1人でも少なくなるよう経験と教訓を次世代にどう繋ぐかが課題となっている。
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