阪神淡路大震災30年にあたり、天皇皇后両陛下が即位後初めて追悼式典に出席し、犠牲者に黙とうを捧げられた。両陛下は正午前から神戸市・兵庫県公館で行われた追悼式典に臨まれた。震災後両陛下は節目の式典に出席してきたが天皇皇后としての出席は初。天皇陛下は「これからも震災の経験と教訓を基に皆が助け合いながら安全で安心して暮らせる地域づくりが進められるとともにそこで得られた知見が国の内外に広がり次の世代へと引き継がれていくことを期待する」と述べた。両陛下は犠牲者の名簿の前に花を供え深く頭を下げられた。両陛下は今夜帰京する。