9月開幕の東京世界陸上に向け日本選手権・男子20km競歩が行われた。参加標準記録突破済みは8人いるが代表に選ばれるのは3人のみ。注目は世界陸上2大会連続金の山西利和、去年このレースで人生初の失格、パリ五輪代表を逃した。去年5月、1時間17分47秒で優勝、9月には全日本実業団陸上・男子10000m競歩で優勝した。東京世界陸上の内定条件は派遣設定記録を突破し優勝が条件。12kmを過ぎると山西と丸尾のチームメート対決となるが山西が仕掛け世界新記録ペースで独歩で優勝、世界新記録を26秒更新した。女子では藤井菜々子が日本新記録で3連覇となった。