情報がなかったり知らなかったりすると、どうしても不安に感じてそれが誤解や不信を招いたりするが、膝を突き合わせて交流すると、その人の表情とか人柄がわかってくるというのが大事だなと改めて思う。神戸ならではの長い歴史があったからこそというのもある。近所の人に話を聞くと、神戸は港町で長く外国人と歴史をともにしてきたことがあって、基本的に温かく迎え入れようという声が多かったのが印象的だった。変化に不安の声もあって、モスクは対応に乗り出している。全国では一部地域との間で摩擦が起きていて、SNSなどでは「イスラム教徒は日本の法律より信仰を優先しているのではないか」との厳しい見方も散見される状況。こうした見方を受けて神戸のモスクでは、日本の慣習になれていないイスラム教徒に、日本の法律やマナーを守るよう徹底するよう呼びかけている。イスラム教になじみがなく「不安感が増してしまう」人も多い。神戸のモスクは住民が顔を合わせて交流することで「印象が変わった」という。
