G20財務相・中央銀行総裁会議には、日銀・植田総裁と財務省・神田財務官が出席し、初日は世界経済あんどについて意見交換した。物価上昇が続く世界経済の先行きについて、ソフトランディングの可能性が高まっているという認識が示されたとのこと。ただ、ロシアによるウクライナ侵攻や緊迫する中東情勢を背景とした貿易ルートの混乱をリスクとして指摘する意見が相次いだ。議長国のブラジルは、共同声明のとりまとめに意欲を示しているが、各国の立場が異なるなかどこまで一致した対応が取れるかが焦点となっている。
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