大分市内のイベントスペースに集まっていたのは、県内の後継ぎたち。木梨ふぐ九州店取締役・木梨桃子さんは、飲食店向けにトラフグの加工卸を行っている。藤川金物店・藤川鴻太郎さんは、大分市で100年近く続く老舗金物店の4代目。この日は、新規事業のアイデアをどう生み出したらいいか考えるワークショップに参加。アトツギベンチャーを立ち上げるノウハウを7ヶ月間にわたって学ぶことができる。プログラムを主催したのが大分県。中小企業が県の経済を支える中、地元の活性化のためにもアトツギベンチャーに大きな期待を寄せている。後継ぎ支援は福岡や兵庫など、他の自治体でも始まっているという。企業倒産件数のグラフで表記が年になっていたが正しくは年度だったと訂正した。