処理水放出の影響に関しては東京電力をはじめ環境省や原子力規制委員会、福島県などが定期的にモニタリングを行っており、トリチウムについて、東電では先月の測定結果の最大値が1Lあたり21ベクレルでWHOが飲料水の水質ガイドラインに定める1万ベクレル/Lを大きく下回っており人や環境への影響はないレベル。福島県で水揚げされる水産物「常磐もの」について、福島漁連によると処理水放出で影響はない。海水浴場や宿泊施設について処理水放出を懸念する声はない。処理水排出による損害を補償する東京電力によると賠償請求件数は約570件、支払額は約320億円。