いま観光地でクマの出没が相次ぎ、特に今春は注意が必要とのこと。専門家によると背景には「匂い」、「環境」、「経験」という3つの要因があるそう。「匂い」は空腹状態で冬眠したため匂いを敏感に感じ取っているとのこと。「環境」とは観光地が山を保全することでクマにとっても住みよい環境になるとのこと。また「経験」は去年のエサ不足からクマが人里近くをうろつくことで人馴れが進み、また母親と一緒にいる子グマが人間が然程怖くないと学習しやすくなっているとのこと。専門家はクマに餌付けなどをして街にやってくる状況をつくらないことが大切などと話した。