福島の松川浦漁港。東日本大震災があった年に漁師になった菊地栄達さんは31歳。この港で一番若い船長。漁師になったのは父の影響。地震当時、津波や原発事故により港では甚大な被害。汚染水の海洋流出が発覚すると漁が停止。2012年からは次第に再開されたが、賠償など支払われても廃業する人が。13年からは処理水問題による風評被害が表面化。17年になると競りが復活。水揚げ量は去年までに震災前比で25.2%。再建を絶望視する人がいる一方、諦めない人も。
福島原発事故から13年。処理水は安全基準を満たした上で海洋放出されているものの、汚染水は毎日90トンずつ発生。東京電力は廃炉に向けて作業を続けているが、当事者からは不満の声。今冬は深刻な不漁。港で一番若い船長・菊地さんは、それでも父の教えを受けながら漁を続ける。原釜ではフグなど新たな魚の漁も。ベテランによる技術継承なども行われており、菊地さんも「自分の子供にはもっと良い海を残してあげたい」など話す。
福島原発事故から13年。処理水は安全基準を満たした上で海洋放出されているものの、汚染水は毎日90トンずつ発生。東京電力は廃炉に向けて作業を続けているが、当事者からは不満の声。今冬は深刻な不漁。港で一番若い船長・菊地さんは、それでも父の教えを受けながら漁を続ける。原釜ではフグなど新たな魚の漁も。ベテランによる技術継承なども行われており、菊地さんも「自分の子供にはもっと良い海を残してあげたい」など話す。
住所: 福島県双葉郡大熊町大字夫沢字北原22
URL: http://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/press_f1/2014/2014-j.html
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