東京で行われている「太平洋島サミット」は、最終日のきょう、来日したすべての国が参加する首脳会合が開かれている。(中継)東京・港区。共同議長を務める岸田総理は冒頭、「日本と太平洋島しょ地域との関係をさらなる高みに引き上げ、未来に向け、共に歩む決意を新たにしたいと思います」と述べ、「長年培ってきた絆を土台に共通の課題に取り組む」と強調した。会合では気候変動問題や、中国を念頭に海洋の安全保障についても話し合われるものとみられ、成果は首脳宣言などに盛り込まれる見通し。サミットの期間中、岸田総理は来日した各国の首脳らと相次いで会談した。福島第一原発の処理水放出に関して「今後も安心を高めていく」と伝えたところ、おおむね歓迎の意向が示されたという。午後には岸田総理とクック諸島の首脳による共同記者発表が予定されていて、中国の影響力が高まる中、どこまで連携強化が実現するのか注目される。
住所: 福島県双葉郡大熊町大字夫沢字北原22
URL: http://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/press_f1/2014/2014-j.html
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