過去最多の7人が出馬した兵庫県知事選で斎藤元彦氏が当選。斎藤元彦氏111万3911票、稲村和美氏97万6637票などとなった。今日午後、斎藤氏は「県議会と県職員のみなさんとの関係をもう一度しっかり前に進めていくことがすごく大事。政策をどう良いものを進めていくか、それについては県職員のみなさんも県議会も同じ思いを持っていると思うので、しっかり議論してコミュニケーションを取りながらやっていけばきちっとできると思います」とコメント。また文書問題の対応について斎藤氏は「県としての対応は適切かつ法的にも問題なかった」とコメント。知事選の投票率は55.65%で前回を14.55ポイント上回った。50%を超えるのは11年ぶり。期日前投票者数は過去最多。今回の選挙で浮かび上がったSNSとメディアのあり方の問題点についてトーク展開。東国原さんは「SNS上で斎藤候補に謝れとあったので、一応、どうも申し訳ございませんでした。一応謝るというのは不快な思いをさせた方々にはやっぱり謝るのかな。ただ、選挙政治というのは賛否両論あるんですよ。こちらが否定的だった候補が当選したからといって、なぜその問題提起をした人間が謝罪しろということになるのか。ネットの論調というのはこういう論調。僕はちょっとどうなのかなと思うけど、謝れというなら申し訳なかったと思いますけど。僕は僕なりに取材して調査して、様々な意見や県の職員の意見を聞きながら自分なりに咀嚼して、自分なりに意見を発信した。斎藤さんは善で、斎藤さんに反対するのは悪であるとなる。これはどうなのかなと思った。ただ民意は重要ですから、この票数は重要だと思う」などと話し、石塚さんは「SNSもオールドメディアもいいところもいっぱいあるので否定しない。選挙の期間が近付くと、我々は公職選挙法の縛りがあるので、うかつに何も言えなくなる。ところがSNSは自由にどんどん言えるので、今回なんかのケースでいうと、斎藤さんを支持する人たちがぼんぼん言ってた。ちょっとそれは違うよなということがあっても新聞やテレビ、ラジオは言えない。いいときもあるだろうけど、今回はマイナス面もいっぱい出てきたので、これはちょっとしっかりどうするべきか、次も同じような事が起きる。僕らこんな縛られてていいんですか、あるいはネットは自由に喋りまくってていいんですか。色んな考え方があると思う」、「悪い使い方が上手かったという部分も僕は今回ある。あきらかに嘘な部分もネットだから流せちゃう。我々はは流せないですし、知ってても流せないし、ウソならもっと流せない」などと述べた。