石破氏は1回目の投票でトップだった高市氏を決選投票で逆転し、総裁選を制した。 旧岸田派出身の平井衆院議員は決勝戦では石破氏を支持するまとまった空気感があったと話した。高市氏は全国の党員票で優位と見られていた石破氏を上回り1位となった。長崎県では高市氏が党員票で石破氏との激戦を制した。資材費などの高騰で苦しむ長崎のミカン農家の党員は政治とカネの問題に区切りをつけて暮らしに直結する課題に向き合ってほしいと、地方重視の姿勢を打ち出している石破氏に投票した。一方SNSなどを通じて主張が拡散され、長崎では高市氏を支持する声が広がりをみせた。