東京・立川の農園では夏の暑さを警戒して複数の野菜で種をまく時期を早めている。トウモロコシは暑さに強い品種に切り替え、例年より苗作りを3週間ほど早めた。去年の猛暑では深刻な被害が出たという。きょう気象庁は来月から7月にかけての3か月予報を発生し、平均気温は5月がほぼ平年並み、6月と7月は全国的に平年より高い予想。赤道付近の海面水温が平年より高くなるエルニーニョ現象が終息したため、過去最も暑い7月となった去年のような記録的な暑さになる可能性は低いとしている。降水量については、北日本では平年並みか平年より多く、特に6・7月は多くなる見込み。東京では熱中症対策の講座が開かれ、暑さに体を慣らす運動などが紹介された。紫外線は年々強くなっているという研究がある。これには大気の状態の変化あると指摘されている。