自民党安倍派でキックバックを受けるも収支報告書に不記載だったと見られる萩生田政調会長は辞任の意向を固めた。今後の人事について岸田総理はしかるべきタイミングで適切に対応すると述べており、安倍派閣僚4人等を明日交代させる方針であるが官房長官の公認候補に挙がっていた複数人は打診を断っている。また安倍派の政治資金パーティー関係者は20人に1000万円超えのキックバックの可能性があると話し、過去5年間で総額約5億円と見られている。そのうちの1人の宮沢防衛副大臣は議員として初めて派閥の指示があったと認めた上で政治活動に使っていると強調した。池田佳隆衆院議員の事務所は派閥からの収入3200万円を収支報告書への不記載を認め、報告書を訂正し寄付として計上した。また政治資金パーティーの収入についても事務的な誤りだとして1095万円を新たに加算した。国会では立憲民主党が内閣不信任決議案を提出した。