きのう行われた衆院選について解説。裏金問題などで注目された今回の選挙。自民党が公示前の議席を大きく下回り、過半数を割れる結果になった。一方で、立憲民主党は議席数を大きく伸ばした。日本テレビ系列と読売新聞が行った出口調査で続々と当選確実の知らせが。自民党・岸田文雄前首相、菅義偉元首相、自民党総裁の座を争った高市早苗候補も当選。自民党・小泉進次郎選挙対策委員長は圧倒的な差をつけ当選したが、衆院選の情勢について「大変厳しい情勢が出ている。私には力がなかった。だから負けた」と述べた。過半数を大きく割り込んだ背景には、裏金問題で名前の挙がった候補者たちの苦戦が。安倍派に所属し裏金議員だった自民党・丸川珠代候補は落選。裏金候補46人のうち28人が落選。一方、立憲民主党・枝野幸男候補は埼玉5区で、自民党・現役法務大臣を7回連続破り当選。立憲民主党・泉健太前代表も当選。自民党が大幅に議席数を減らす結果となった衆院選、今後の政局はどうなるのかこのあと詳しく解説。