国民民主党は女性との不倫が明らかになった玉木代表を3カ月の役職停止処分とした。国会記者会館から中継。今回の処分について、国民民主党のある若手は「重いかどうかは有権者が判断することだ」と冷静に受け止めているが他の党の反応はさまざま。立憲からは「玉木氏に依存してきた党だから辞めさせるわけにはいかなかったのだろう」、維新の幹部からは「玉木商店なので、処分内容は夏の参院選も見据えるとギリギリの線ではないか」と、参院選までに玉木氏を代表に復活させたい国民民主党の事情を見透かす声が出ている。一方で玉木氏について、立憲からは「今後も発信力が維持できるかは微妙ではないか」との見方や、自民党からは「代表を続けるのは理解できない」との厳しい声も出ている。「103万円の壁」の引き上げをめぐる与党との協議への影響については、玉木氏は「引き続き一議員としてできることは全力で行う」と述べており、党内からも「交渉に集中できる」と前向きな声も出ている。