今回の参議院選挙で石破総理は、改選のない議席を含めて自公合わせて過半数を維持できる50議席の獲得を目標にしている。改選前は66議席。朝日新聞が全国の有権者を対象に3日と4日にインターネットで行った情勢調査とANNの取材によると、自民党は改選前の52議席、公明党は14議席をそれぞれ下回る見通し。両党合わせても目標とする過半数の維持は微妙な情勢。一方、立憲民主党は改選前の22議席を上回る見通し。国民民主党は改選前の4議席から16議席に迫る勢い。参政党は改選前1議席だが、東京や神奈川で議席を獲得する可能性があり、大幅増の可能性がある。勝敗の鍵を握っていると言われるのが全国32ある1人区。この中で自民党がリードしているのが12選挙区。情勢は今後変わる可能性がある。