再開発が始まっている葛飾区立石の立石仲見世商店街を訪ねた。長く商店街のまとめ役を務めてきた惣菜店の2代目、長谷さんに案内してもらった。街が大きく変わったのは昭和29年。店主たちが協同組合を設立し、この土地を地主から一括して借り受ける仕組みを作った。昭和35年には最新型の開閉式アーケードを導入した。協同組合は防災への対応を重視し一帯を34階建ての建物に更新する計画に同意した。4時すぎに居酒屋を訪れ、ビールともちが入った卵焼きを味わった。7時前、商店街を歩くと店の前で写真撮影が行われていた。街の姿が変わる前に残しておきたいと冊子を作っているという。近くに住む塔蔦さんが企画した。居酒屋「たみちゃん」はピンク一色でピンク色のサワーは何で作っているのか常連も知らないという。店を営む佐藤さんは再開発後もお店をやって人と出会いたいと話した。翌朝、再び長谷さんの店を訪ね、できたてのうずら豆の煮物を食べさせてもらった。
住所: 東京都葛飾区立石1-20-4
URL: http://www.katsushika.co.jp/nakamise/
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