自民党新総裁に選ばれた石破茂氏と対面方式で話を伺う。総裁選挙の結果は、1回目の投票では高市氏がリード。決選投票では石破氏が議員票を多く積み、215対194で接戦を制して5度目の挑戦で初めて自民党総裁の座を射止めた。これまで自民党内では全国の党員の人気は高かったが、議員に対する支持が広がらなかったため総裁選で勝てなかったと言われていた。1回目の投票が終わったあと、決選投票で自分はいけるという気持ちはあったという。議員票は開いていたが、決選になると全く違う状況になると思ったという。地方票で勝てなかったのは自分の努力が足りなかったという。決選投票の前の5分間の演説の中で「おわびしたい」という言葉があった。同僚議員への思いやりや声掛けが足りなかったと率直に思ったからだという。4回目のころに竹下登氏に「正しいと思ってることを言うときは人を傷つけるということを忘れるな」と言われたという。佳子夫人について「本当によくやってくれたなと思う。この人がいなければ今の私はいない」などと述べた。