太平洋戦争で旧日本軍が敵にめがけて飛行機などで体当たりした特攻(特別攻撃)の最初の実施から今年で80年。多くの特攻隊員を送り出した基地があった茨城県笠間市で特攻を命じた人物の企画展が開かれている。企画展では“人間爆弾”と呼ばれた特攻専用の兵器「桜花」を運用していた部隊で司令を務めた岡村基春の写真や遺品など70点余りが展示されている。岡村基春は軍の上層部に特攻作戦を進言したとされる人物で、終戦から3年後に自殺したとみられている。
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