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「第一次大戦」 のテレビ露出情報

1915年、戦争2年目の西部戦線。この時期の映像には長引く戦局を打開するために研究された新兵器や戦術が次々と登場する。毒ガスは各国で密かに開発が進められ大戦中3000種にものぼる化学兵器が開発された。初めて毒ガスを実戦に使ったのはドイツだった。120トンの塩素ガスをまき、5000人の死傷者が出た。ガスマスクはわずか1年間で次々に改良された。毒ガス開発者の中には、後に原爆開発に携わった科学者もいた。敵の目を誤魔化して相手の塹壕に接近する方法も考えられた。カモフラージュ部隊の登場だ。木の葉を身につける方法は、敵と味方の区別がつかなくなり実戦で使われることはほぼなかった。おとりの兵士像も作られた。
フランスで開発された新兵器は、敵の弾を避ける盾の役目をする。兵士が入りほふく前進で敵に近づく。イギリス軍とフランス軍によって実戦でも使われた。戦争が始まって2年後、塹壕戦を制する決定的な兵器が登場する。世界初の戦車「マークI」だ。各国は総力を挙げて戦車を開発していく。また初めて飛行機の爆弾が積めこまれた。改良が進み空中戦が始まる。
砲弾の飛距離を伸ばすために大砲も巨大化する。新兵器の開発・改良によって戦争は大量殺戮の度合いを日ごとにエスカレートさせていった。第一次大戦で使われた薬莢は約13億発。日露戦争全体で使われた砲弾の500倍にあたる。前線での負傷者は1日平均1万人を超えた。塹壕の兵士に前例のない症状が現れ始めた。麻痺や意味不明な言動など、絶え間ない砲弾の音を聞き続ける恐怖が原因だった。後にシェルショックと呼ばれる病気だ。シェルショック患者はイギリスだけでも12万人にのぼった。
ユトランド沖海戦でドイツは敗北し食料や物資の不足に苦しむ。海戦に敗れたドイツが巻き返しを図ろうと導入したのが潜水艦「Uボート」だった。Uボートは軍事物資を運ぶ民間船をも攻撃し、無差別攻撃の始まりである。まだ戦争に参加していなかったアメリカの民間船も攻撃にさらされ、後にアメリカが参戦する理由の一つとなった。ドイツは海上封鎖で物資の補給を絶たれ、一方イギリスやフランスはUボートによって輸送船を破壊された。その結果、各国で食料や物資が極度に不足してきた。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年6月2日放送 19:00 - 21:00 日本テレビ
世界まる見え!テレビ特捜部まる見え!おマヌケさん&天才くんSP
レオナルド・ダビンチの優れたおもしろ発明品について。1492年40歳を迎えたレオナルドは「モナリザ」「最後の晩餐」を描く前で画家としての仕事はほとんどなかった。イタリアは戦争の真っ只中。ミラノ公国の統治者ルドヴィーコ・スフォルツァの元で働き、現代の戦争で当たり前のように使われる戦車を考えた。30門の大砲があり360度どの方向へも攻撃できるよう設計された。傾斜[…続きを読む]

2025年5月22日放送 5:20 - 8:00 TBS
THE TIME,NEWS
展示会「アンサイレンスド」は、紛争化で繰り返されてきた性暴力の歴史と社会構造やジェンダー規範について紐解いていくもの。イスラム国はヤジディ教徒の女性たちへの性暴力はイスラム法上許されると主張。被害者の声を聞くことができるエリアでは、組織的な性暴力が正当化されてきた実態を浮かび上がらせている。展示会は、ロンドンの帝国戦争博物館で今月23日から11月2日まで開か[…続きを読む]

2025年4月12日放送 6:00 - 8:00 テレビ朝日
グッド!モーニングけさ知っておきたい!NEWS検定
今日の問題は「米国債が初めて発行された時の戦争は?」。選択肢は「第1次世界大戦」、「第2次世界大戦」、「アメリカ独立戦争」。

2025年3月6日放送 23:50 - 0:35 NHK総合
映像の世紀バタフライエフェクト映像の世紀バタフライエフェクト
奇妙な果実とは木に吊るされた黒人の死体のことで、アメリカのタイム誌は、1939年に発表された奇妙な果実を20世紀最高の歌に上げた。歌ったのはビリー・ホリデイ。アメリカに激しい人種差別が吹き荒れるたびに奇妙な果実がカバーされ、時代を超えて歌われつづけた。21世紀、役割を追えたように見たこの歌は未知のウイルスが分断した世界でまたも蘇った。1919年、第一次世界大[…続きを読む]

2025年2月16日放送 18:00 - 18:55 日本テレビ
真相報道バンキシャ!カラフルDAYS
病気で突然、左手が思うように動かせなくなった23歳のピアニストの挑戦に密着した。小学生にピアノのレッスンをする押川憧子さん23歳。プロのピアニストを目指すさなか、突如、左手が思うように動かなくなった。両手での演奏は難しい。だからこそ押川さんは「左手のピアノ国際コンクール」への挑戦を決めた。7年前、初めて世界大会で開催され、ことしで3回目。出場者は全員、片方の[…続きを読む]

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